私は生まれつき体が弱かった。
マラソンとか長期的な運動ではビリかビリ近い順位になることが多かった。
運動が嫌いだし、元々腎臓が悪いので、そのせいだと思ってた。
子供のころから風邪の治りが遅かった。
2か月経過しても、特に咳が止まらなかった。幼いころから咳喘息を発症してしまったんだと思う。風邪を拗らせるとなる病気。喘息の前段階。
30歳の時に腸脛靭帯炎になった。
別名ランナー膝とも呼ばれる。
私は工場で肉体労働をしていて、それで体を酷使したんだと思った。もちろん仕事は一生懸命やっていた(過去形w)のでそのせいだと思った。
ちなみに今は仕事一生懸命やっても搾取されるだけだなと思い、今はあんまり一生懸命やってない。
工場の作業で、しゃがんでコンテナの中の製品を取ろうとして立ち上がった時にひざの中が「バキッ」と音がした。半月板を損傷したんじゃないかと思った。MRIで見たけど大丈夫だった。
腸脛靭帯炎というには症状がひどすぎるので、リウマチも疑われた。血液検査の結果、リウマチでもなかった。
腸脛靭帯炎は、症状としては「治療しないとマラソンは一生無理」という程度である。
程度と言うと深刻に悩んでいる人には怒られるかもしれない。マラソンが生きがいとか、週末に20キロ走るのが生きがいって人もいるようなので。
私の腸脛靭帯炎は、階段の上り下りが出来ない。信号を青のうちに渡れない。というものだった。右ひざがほぼ曲がらないのである。リウマチを疑われた理由として、右ひざをかばったせいで左足も鵞足炎になり、さらに生活が困難になり、お風呂に入る時に両足が曲がりにくく、左腕で支えていたら、ツルッと腕が滑って浴槽に左腕を強打し肘部管症候群を発症。つまり、右ひざ左ひざ左腕を負傷していた。
腸脛靭帯炎になって確かに、階段の上り下りや信号を青のうちに渡れない人もいるけど、どんなに長くても1か月以内に症状が軽快することが多い。私よりもはるかに年齢が上の人であってもね。30歳でたかが腸脛靭帯炎でここまでなるか?と疑われたのだ。そのくらい自然治癒能力が低いようだ。
先日、骨折している人をYoutubeで見たんだけど、右足を骨折していて、家の中の短距離は片足でケンケンしながら歩いていた。ちゃんと松葉杖を使って慎重に移動しないと左足も負傷してしまうんじゃないかと心配になるが、30代くらいの男性?20代かも?で健康な人ならそのくらいでも良いのかもしれない。
私はちょっと横着しただけでズボラだなぁと落ち込んでいたが、普通よりも慎重だった。体が弱すぎるだけなのである。
体が弱いとほんの少しの油断で体がダメージを受け、回復が遅いのでほんの少しの油断で悪化する。そして延々と治らないのである。
手湿疹や足湿疹になった時も治るのに1年くらいかかる。
20代のころから、皿洗いには手袋がかかせなかった。
30代後半からはお風呂に入る時にも手袋が必要になった。
体が弱くても若いころはまだ笑い話で済んだ。健康な高齢者と同じくらいだったと思う。今は未知数だし、年を取るごとにどんどん回復が遅くなる。
で、病院も検査も大嫌いなのに、「〇〇にしては症状が重すぎる」と色んな検査をされてしまう。コロナで軽症の人も居れば亡くなる人も居る。そのくらい人の体の強さと弱さには「差」があるのだ。ちなみにコロナで重症だからといって、すべてが重症になるとは限らない。例えば肺は弱くても骨が強いとかね。
私は「体が弱い」多分、全体的に弱い気がする。骨だけは丈夫かもしれん。骨折になるほど体を酷使したことがないだけかも。
そして今の口内炎。とにかく治るのが遅い。
右側だけだったのに、かばい続けた左側も口内炎になるし、今や舌も痛い。
そりゃ普通は長くても2週間で治るものが2か月近く治ってないんだからな。
口の中は、嫌でも運動しなければならない場所なので、もうどうしたらいいか途方に暮れている。