以下盛大にネタバレ。
ブギーポップは笑わないが1998年で、ひぐらしのなく頃にが2002年。
何となくだけど、ひぐらしはブギーポップの影響を受けたのかなと思う。
もしかしたらブギーポップは別の作品の影響を受けたのかもしれないけどw
ブギーポップは笑わない、はもうブギーポップのキャラが良かったな。
恰好がブルーの筒みたいなのを纏ってるんだけど、同人便せん全盛期であの見た目は映えるだろうなぁと思ったw若い子って青好きだしね。
それはさておき、うろ覚えの記憶なんだけど、ブギーポップって200ページくらいの小説だったと思うんだけど、最初の20ページくらいで実は話が終わるんだよね。
それが面白かった。なんていうか当時は新しかったと思う。すごく新鮮な感動があった。
一人の視点から見ると、あっという間の出来事なんだけど、実は別の人たちから見たらめちゃくちゃ大変なことがおこってて、それを残り180ページくらいでいっぱい説明するやーつ。
ひぐらしは、さらにそれを進化させたような話だった。
最初の主人公の視点から見ると、あっという間に終わるんだけど、別の人の視点から見ると大変なことがいっぱい起こってるのね。
そこまではブギーポップと一緒なんだけど、ひぐらしは、リカちゃんという時間巻き戻し能力を持った少女が居て、その子が色んな子の視点を見て、すれ違いと誤解を紐解いていって解決に向かっていく話だった。
2002年頃って、超能力が使える不思議少女みたいなキャラとかが結構いたもんだから、リカちゃんも予知能力が使える不思議少女なんだろうって、読者を油断させたんよね。
だから巻き戻しかーってわかって、一層ひぐらしが面白くなってきた。
ただ、どっちかというと、ブギーポップの方が好きだった。
自分が死んでも時間が続いていく、エンデバーモースのドラマを見ているような・・・。寂しい本当は誰かに自分を覚えていて欲しい。歴史に名を残してみたいとまではいかないけど・・・。それを放棄する美学みたいなのが自分の中にあるw